5・28DIO & SPIRITUAL BEGGARS@ZEPP OSAKA
ロニー・ジェイムス・ディオの来日公演はこれで最後なんじゃないかな?
SPIRITUAL BEGGARS
ボクとしては今回のメインはSPIRITUAL BEGGARSだったんだけど、大半の観客はDIO目当てだったみたいで観客の反応は非常に固かったよぉぉぉ。でもバンド側はDIOの前座に徹していて、DIOファンにも自分達の音楽を楽しんでもらおうという謙虚な姿勢で演奏していた。JB(Vo.)が1曲ごとに曲名と収録アルバムを説明していたので、帰りにアルバムを手に取ってみたDIOファンが結構いたんじゃないかなぁ。
バンドの演奏はとても良かった。マイケル・アモットのギターは業界最高峰の泣きフレーズはもちろん、ザクザクしたリフも気持ちいい。音量が控えめなキーボードがギターの弱い部分を上手に補完していて、70年代を強く感じた!
Spiritual Beggars SET LIST
- Inner Strength
- Throwing Your Life Away
- Street Fighting Saviours
- Angel of Betrayal
- Fools Gold
- Through the Halls
- Young Man, Old Soul
- One Man Army
- Beneath the Skin
- Look Back
- Treading Water
- Dying Every Day
- Wonderful World
- Euphoria
セット交換は幕を下ろしてやった欲しかった。ライティングのチェックで演出がばれてしまってたよぉ。
『Stargazer』と『Gates Of Babylon』を演奏するのは反則だよぉぉぉぉ。レインボーファンならこの2曲だけで元が取れたと感じたはず。まるで話題にならなかった新作を無視したセットリストをほとんどの観客が大歓迎だった。ディオの歌は相変わらずパワフルで、とても還暦を迎えたとは思えないよぉぉぉぉ。
帰り道に感じたのは、もうロニー・ジェイムス・ディオはこれで見納めではないのかなぁ、ということだった。いくらファンが望まないからといっても、新作から1曲しか演奏しないのではロニー自身も駄作だと認めたていると判断できる。グレイグ・ゴールディ(G.)の生真面目だけれどつまらない演奏を見るかぎり次作にも期待できそうにないし、レインボーの三巨頭時代の未演奏曲も"Kill the King"だけになってしまったしで、非常に不安だ!
開演前とセット変更中にACCEPTが盛んにかかっていたけど、チケットのセールスが悪いのかなぁ?